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Riche Amateur

「文学は、他の芸術と同様、人生がそれだけでは十分でないことの告白である」 ――フェルナンド・ペソア         

複製技術時代の芸術

なんて難しい本だったことだろう。いま自分がこの本を読み終えた、いや、まがりなりにも読み終えたことにしようとしているのが、ちょっと信じられないくらいだ。何度も何度も題名を目にした経験から、ようやく手にとった一冊。ページを最後まで繰りはしたが…

こころの眼

バルトの『明るい部屋』をきっかけに、手を伸ばした一冊。写真家の友人が、どういうわけかわたしにプレゼントしてくれた本である。しかし、あまりにも昔のことなので、その理由がどうしても思い出せない。つまりそれだけの期間、わたしは進呈された本を棚で…

明るい部屋

先日『短歌の友人』を読んで以来、細部というものの重要性が自分のなかで急上昇している。というより、重要なのは細部だけなのだ、ということに、ようやく気がついたと言うべきだろう。文学作品の「あらすじ」がなんの魅力も持たないのは、そこから細部が削…

旅、ときどきライカ

今日、大学生活最後のテストを終えた。「単位が足りない」と唱え続けて4年、ついに僕の単位は、足りたのである。この記念すべき日を祝って、自分へのプレゼントを買った。中古のマニュアルカメラ、ニコンFEである。カメラの趣味はホルガから始まったもの…

ちょっとピンぼけ

世界的に有名な戦時記者が記した、第二次世界対戦の記録。 ちょっとピンぼけ (文春文庫) 作者: ロバート・キャパ,川添浩史,井上清一 出版社/メーカー: 文藝春秋 発売日: 1979/05 メディア: 文庫 購入: 3人 クリック: 44回 この商品を含むブログ (56件) を見る…