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Riche Amateur

「文学は、他の芸術と同様、人生がそれだけでは十分でないことの告白である」 ――フェルナンド・ペソア         

イタリアの詩人たち

このごろの更新傾向を見ていただくとすぐにわかるとおり、いま、詩を読むのがとても楽しい。いや、詩はもともと好きなのだが、日本語でよく「現代詩」と呼称される、一見ルールもなにもないように見える言葉たちの自由さに、最近ひたすら驚かされているのだ…

ルネサンス書簡集

今年は自分のなかで、ユマニスムを知った記念すべき年となる気がする。エラスムスとの出会い以来、高まりつづけている関心を満たすべく手に取った、「ユマニスムの父」の書簡集。 ペトラルカ ルネサンス書簡集 (岩波文庫) 作者: 近藤恒一 出版社/メーカー: …

シチリアを征服したクマ王国の物語

イタリアの作家ブッツァーティによる、素敵なクマの物語。 シチリアを征服したクマ王国の物語 (福音館文庫 物語) 作者: ディーノ・ブッツァーティ,天沢退二郎,増山暁子 出版社/メーカー: 福音館書店 発売日: 2008/05/20 メディア: 文庫 購入: 1人 クリック: …

二度生きたランベルト

『猫とともに去りぬ』を読んだ時、面白いと思いながらもそんなに重視していなかったロダーリが、私の中で見事な復権を果たした一冊。 二度生きたランベルト 作者: ジャンニロダーリ,Gianni Rodari,白崎容子 出版社/メーカー: 平凡社 発売日: 2001/05 メディ…

不在の騎士

『冬の夜ひとりの旅人が』を読んだ時、カルヴィーノの恐るべき技巧に舌を巻いた。一言で言って、知的遊戯である。そんなカルヴィーノの初期の作品、「歴史三部作」の一作。 不在の騎士 (河出文庫) 作者: イタロ・カルヴィーノ,米川良夫 出版社/メーカー: 河…

冬の夜ひとりの旅人が

悔しいとしか言いようがない。読後にどんな感覚に襲われるか、不安に包まれたまま読み進めていた。まさか途中で終わりもしないだろう、と思っていた矢先に、物語は完結した。あまりにも見事に、きめられた。悔しいとしか言いようがない。 冬の夜ひとりの旅人…

小さな本の数奇な運命

つい先程用事のついでに立ち寄った古本屋で、僕を呼んでいた一冊。 小さな本の数奇な運命 (シリーズ愛書・探書・蔵書) 作者: アンドレーアケルバーケル,望月紀子 出版社/メーカー: 晶文社 発売日: 2004/02/25 メディア: 単行本 購入: 1人 クリック: 4回 この…

猫とともに去りぬ

ケストナーと同様に、大人が読むべき児童文学。 猫とともに去りぬ (光文社古典新訳文庫) 作者: ジャンニロダーリ,関口英子 出版社/メーカー: 光文社 発売日: 2006/09/07 メディア: 文庫 購入: 6人 クリック: 26回 この商品を含むブログ (59件) を見る ジャン…