Riche Amateur

「文学は、他の芸術と同様、人生がそれだけでは十分でないことの告白である」 ――フェルナンド・ペソア         

マーチ博士の四人の息子

すごいアイディアだ。
本当に、ただただすごい。『悪童日記』アゴタ・クリストフが絶賛したというのも、何となく理解できる。

マーチ博士の四人の息子 (ハヤカワ文庫HM)

マーチ博士の四人の息子 (ハヤカワ文庫HM)

 

ブリジット・オベール(堀茂樹・藤本優子訳)『マーチ博士の四人の息子』ハヤカワHM文庫、1997年。


日記と日記の応酬が次第に真相を明らかにしていく。犯人は一体誰なのか。アゴタ・クリストフが絶賛した理由は、彼女たちの作品を読めばすぐにわかるはずです。

素晴らしいアイディアだ。 

マーチ博士の四人の息子 (ハヤカワ文庫HM)

マーチ博士の四人の息子 (ハヤカワ文庫HM)