親しい友人の強い薦めで手に取った本。その友人に薦められると、どんな本でも躊躇なく手に取ってしまうから不思議だ。 BとIとRとD 作者: 酒井駒子 出版社/メーカー: 白泉社 発売日: 2009/06 メディア: 単行本 購入: 1人 クリック: 23回 この商品を含むブログ…

ちょっと暴走気味のユマニスム熱・戯曲熱が手もとに運んできた一冊。日本の実家には全集が全巻揃っていて、首を長くしてわたしの帰国を待っているというのに、あんまり読みたかったので新しく買ってしまった。本はこんなふうにして無限に増えていく。 シェイ…

アナトール・フランスの『舞姫タイス』を読んでいて一気に再発したユマニスム熱に応えるべく手に取ったジロドゥの作品。ジロドゥはまだ『オンディーヌ』しか読んだことがなかったものの、あの一作だけでもすでにこの作家が自分の期待に応えてくれることは明…

こいつ、マジでやりやがった。読み終えた瞬間に抱いた想いを、ざっくばらんに書くとこんな感じになる。アナトール・フランスのやつ、ほんとうにやりやがった、と。つい三十分ほど前のことで、まだ興奮が醒めていない。居ても立ってもいられなくなってしまい…

じつに久しぶりに更新をするので、もうどんなことを書いていたのか、どんなことを書くべきなのかを忘れてしまった。きっかけでもないかぎり、わたしは自分で書いたことを読み返さない。それをだれかが読んでいると思い込んでいるのだから驚きだが、じっさい…