テーマ-イギリス怪奇小説
ブルガーコフの『悪魔物語・運命の卵』を読んでいたときに、「生物の巨大化」という観点からウェルズの『The Food of the Gods(神々の糧)』が紹介されていて、そういえば久しくこの作家に触れていないな、と思い、手にとった一冊。買ったのはずいぶん前の…
怪奇小説が好きならこれを、と友人が強く薦めてくれたデュ・モーリアの短編集。とにかく「モンテ・ヴェリタ」を読んでくれ、と言われ手に取った、初めてのデュ・モーリアである。代表作とされる『レベッカ』を読まずに、短編集から入ってしまった。 鳥―デュ…
光文社古典新訳文庫、先月の新刊。帯に「南條竹則・幻想シリーズ第4弾!」と書かれている。そんなことを言われたらもう読むしかないじゃないか。光文社の算段にまんまと引っかかり続けている。 天来の美酒/消えちゃった (光文社古典新訳文庫) 作者: アルフレ…
SF小説の不朽の古典であり、同時に最近私が気に入っているディストピア文学ともなっている「タイム・マシン」を収録した、ウェルズ初期の短篇集。 タイム・マシン 他九篇 (岩波文庫) 作者: H.G.ウエルズ,橋本槇矩 出版社/メーカー: 岩波書店 発売日: 1991/…
ロバート・ルイス・スティーヴンスンが継子であるロイド・オズボーンと共に著した、ユーモア文学のような探偵小説。 箱ちがい (ミステリーの本棚) 作者: ロバート・ルイススティーヴンスン,ロイドオズボーン,Robert Louis Stevenson,Lloyd Osbourne,千葉康樹…
光文社古典新訳文庫、今月の新刊。南條竹則が訳すというだけで、一月前から楽しみにしていた。 白魔 (光文社古典新訳文庫) 作者: アーサーマッケン,Arthur Machen,南條竹則 出版社/メーカー: 光文社 発売日: 2009/02 メディア: 文庫 購入: 2人 クリック: 15…
『宝島』や『ジキル博士とハイド氏』で知られる、スティーヴンスンの描いた物語集。 新アラビア夜話 (光文社古典新訳文庫) 作者: ロバート・ルイススティーヴンスン,Robert Louis Stevenson,南條竹則,坂本あおい 出版社/メーカー: 光文社 発売日: 2007/09/06…
以前から気になっていた一冊が光文社古典新訳文庫から発売されたと聞き、早速手に取ってみた。 木曜日だった男 一つの悪夢 (光文社古典新訳文庫) 作者: チェスタトン,南條竹則 出版社/メーカー: 光文社 発売日: 2008/05/13 メディア: 文庫 購入: 8人 クリッ…