翻訳家-生田耕作
先日紹介した『愛書狂』と『書痴談義』のあいだに刊行された、生田耕作と白水社による、もうひとつのすばらしい共作。せっかくなので、三冊すべてを紹介することにした。 書斎 (1982年) 作者: 生田耕作,アンドルー・ラング 出版社/メーカー: 白水社 発売日: …
今日、神保町古本まつりに行った。昨年はフランスに住んでいたために行けず、親しい友人たちから親しさを呪いたくなるような自慢を受けていたので、ようやく仕返しをすることができるというものだ。そのなかでも自慢に価するのは、この一冊だと思った。ポー…
先日紹介した『愛書狂』の三年後に刊行された、生田耕作の編訳によるもうひとつの「愛書小説」アンソロジー。 書痴談義 作者: P.ルイス,生田耕作 出版社/メーカー: 白水社 発売日: 1983/01 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (1件) を見る ピエール・ル…
先日の『フランスの愛書家たち』に引き続き、喜び勇んで手に取った愛書家のための書物。とはいえこちらは奢覇都館の刊行物ではなく、それよりも以前の、白水社のもの。 愛書狂 (1980年) 作者: 生田耕作 出版社/メーカー: 白水社 発売日: 1980/12 メディア: ?…
ずっと以前に購入して読まずにいたのを、たまたま本棚の整理をしていたら見つけたので、嬉々として手に取ってみた。そしてあっというまに読み終えた。 愛書狂 (平凡社ライブラリー) 作者: G.フローベール,Ch.ノディエ,Ch.アスリノー,A.ラング,A.デュマ,Gusta…
最高の休日の過ごし方とは、古本屋をぶらぶらしながら選んだ本を、喫茶店に入ってすぐに読むことである。しかもそれが薄い本で、その勢いのまま読み終えることができたらもう何も言うことはない。 書痴談義 作者: P.ルイス,生田耕作 出版社/メーカー: 白水社…
江戸川乱歩が『探偵小説の謎』の中で紹介していた小説。探してみると、翻訳が何と生田耕作だった。 第二の顔 (創元推理文庫) 作者: マルセル・エイメ 出版社/メーカー: 東京創元社 発売日: 2008/03 メディア: 文庫 クリック: 5回 この商品を含むブログ (5件)…
かつて白水社から刊行されていた、「マンディアルグ短編集」シリーズの三冊目。だが、原書の刊行年を見ると、これはマンディアルグの第一の短編集である。 黒い美術館―マンディアルグ短篇集 作者: マンディアルグ,生田耕作 出版社/メーカー: 白水社 発売日: …
生田耕作が翻訳を手がけた、フランス文学の傑作。 女と人形 (アフロディーテ双書) 作者: ピエールルイス,生田耕作 出版社/メーカー: 晶文社 発売日: 2003/04/01 メディア: 単行本 クリック: 4回 この商品を含むブログ (15件) を見る ピエール・ルイス(生田…
生田耕作が手がけた、フランス文学の巨峰、セリーヌのデビュー作。 夜の果てへの旅〈上〉 (中公文庫) 作者: セリーヌ,Louis‐Ferdinand C´eline,生田耕作 出版社/メーカー: 中央公論新社 発売日: 2003/12 メディア: 文庫 購入: 11人 クリック: 224回 この商品…
昨日神保町の小宮山書店で買った本。5000円もしたのに、もう読み終わってしまった。 卑怯者の天国―生田耕作発言集成 作者: 生田耕作 出版社/メーカー: 人文書院 発売日: 1993/09 メディア: 単行本 購入: 1人 この商品を含むブログ (1件) を見る 生田耕作『卑…
言葉の魔術師レーモン・クノーによるユーモラスな小説。 地下鉄のザジ (中公文庫) 作者: レーモン・クノー,生田耕作 出版社/メーカー: 中央公論新社 発売日: 1974/10/10 メディア: 文庫 購入: 3人 クリック: 75回 この商品を含むブログ (53件) を見る レーモ…