2006-09-01から1ヶ月間の記事一覧
今月の15日に、ようやく文庫化された村上春樹の中編小説。あと一週間文庫化が遅ければ、おそらくハードカバーを買ってしまったため、この遅すぎる文庫化を責めることはできない。 アフターダーク (講談社文庫) 作者: 村上春樹 出版社/メーカー: 講談社 発売…
一人旅をしている最中に立ち寄った、岩手は盛岡の「さわや」という本屋で、強く薦められていた本です。 「さわや」はポップの多い、今時珍しく趣味の匂いのする素敵な本屋で、このお店のブックカバーがまた何とも言えず素敵でした。こんな言葉が書いてありま…
読み終わってから深く考えさせられる小説がある。読んでいても何も感慨の湧かない小説もある。しかし、これはそのどちらでもない。 ダンス・ダンス・ダンス(上) (講談社文庫) 作者: 村上春樹 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2004/10/15 メディア: 文庫 購…
ギリシア三大詩人、ソフォクレスの「オイディプス王」を収録した戯曲です。 『海辺のカフカ』を読んでから気になっていたため、初めて手に取ることとなりました。 オイディプス王・アンティゴネ (新潮文庫) 作者: ソポクレス,福田恒存 出版社/メーカー: 新潮…
母に薦められて読んだ本を紹介します。 昨今売れ出した作家の本、というのには裏切られる回数が多かったので忌避していたのですが、さすが我が母親、この人は本物です。避けていたことを後悔させられました。 FINE DAYS (祥伝社文庫) 作者: 本多孝好 出版社/…
高校生の頃に読んだ、ミステリー小説。 何故今更、思い出したのか。 理由はさっぱり浮かばないものの、そういうフィーリングを大切にしたいと思ったので紹介します。 青の炎 (角川文庫) 作者: 貴志祐介 出版社/メーカー: 角川書店 発売日: 2002/10/25 メディ…
世界の万物はメタファーだ。 完結している小説。 人間は何かに自分を付着させて生きていく。 海辺のカフカ (上) (新潮文庫) 作者: 村上春樹 出版社/メーカー: 新潮社 発売日: 2005/02/28 メディア: 文庫 購入: 21人 クリック: 1,037回 この商品を含むブログ …