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Riche Amateur

「文学は、他の芸術と同様、人生がそれだけでは十分でないことの告白である」 ――フェルナンド・ペソア         

地下鉄のザジ

ほんとうにおもしろいものは、何度読んでもおもしろい。もう一度言う。ほんとうにおもしろいものは、何度読んでもおもしろい(しつこい)。初めて読んだのは生田耕作訳(ちなみに、そのときの記事。これを書いたのがかつての自分だなんて、信じたくない)、…

サリー・マーラ全集

1947年の『皆いつも女に甘すぎる』と1950年の『サリー・マーラの日記』をまとめあげた1962年版『サリー・マーラ全集』。そのときに付け加えられた「序文」と、「もっと内密なサリー」について。 サリー・マーラ全集 (レーモン・クノー・コレクション) 作者: …

サリー・マーラの日記

『皆いつも女に甘すぎる』の三年後に刊行された、サリー・マーラ名義のもうひとつの作品。 サリー・マーラ全集 (レーモン・クノー・コレクション) 作者: レーモンクノー,Raymond Queneau,中島万紀子 出版社/メーカー: 水声社 発売日: 2011/10 メディア: 単行…

麗しのオルタンス

日本に帰国した暁にはすぐにも読まねば、と思っている本たちの膨大なリストを片手に、パリのジュンク堂とブックオフを渉猟していた際に、うっかり見つけてしまった一冊。日本の自宅の本棚で、まだそのページを開かれることすらなく書棚に突きささったままに…

煙滅

翻訳不可能と喧伝されたペレックの傑作、"La Disparition"の邦訳がとうとう刊行。その名も『煙滅』。 煙滅 (フィクションの楽しみ) 作者: ジョルジュペレック,Georges Perec,塩塚秀一郎 出版社/メーカー: 水声社 発売日: 2010/01 メディア: 単行本 購入: 1人…

幼女と煙草

サミュエル・ベケットに才能を見出されミラン・クンデラの絶賛を受けたという、手を伸ばさずにはいられなくなるような評価を与えられた現代フランス作家ブノワ・デュトゥールトゥルの初めての邦訳作品。 幼女と煙草 作者: ブノワ・デュトゥールトゥル,赤星絵…

蠅の王

人間の内面の暗黒を追及した、ノーベル文学賞受賞作家の作品。 蠅の王 (新潮文庫) 作者: ウィリアム・ゴールディング,William Golding,平井正穂 出版社/メーカー: 新潮社 発売日: 1975/03/30 メディア: 文庫 購入: 37人 クリック: 711回 この商品を含むブロ…

地下鉄のザジ

言葉の魔術師レーモン・クノーによるユーモラスな小説。 地下鉄のザジ (中公文庫) 作者: レーモン・クノー,生田耕作 出版社/メーカー: 中央公論新社 発売日: 1974/10/10 メディア: 文庫 購入: 3人 クリック: 75回 この商品を含むブログ (53件) を見る レーモ…

にんじん

僕がアゴタ・クリストフを愛読していることを知った先輩が薦めてくれた本。 にんじん (岩波文庫) 作者: ルナアル,Jules Renard,岸田国士 出版社/メーカー: 岩波書店 発売日: 1976/01 メディア: 文庫 購入: 1人 クリック: 19回 この商品を含むブログ (22件) …

ハックルベリ・フィンの冒険

マーク・トウェインによる『トム・ソーヤーの冒険』の続編。 ハックルベリ・フィンの冒険―トウェイン完訳コレクション (角川文庫) 作者: マークトウェイン,大久保博 出版社/メーカー: KADOKAWA/角川書店 発売日: 2004/08/01 メディア: 文庫 購入: 2人 クリッ…

トム・ソーヤーの冒険

自然の中で遊ぶことを忘れている全ての人たちへ向けられた、一人の「少年」についての年代記。 トム・ソーヤーの冒険―トウェイン完訳コレクション (角川文庫) 作者: マークトウェイン,Mark Twain,大久保博 出版社/メーカー: 角川書店 発売日: 2005/01 メディ…

悪童日記

本当に女性なのでしょうか。あまりにもリアルに戦争を描いた新しい古典。 悪童日記 (ハヤカワepi文庫) 作者: アゴタクリストフ,Agota Kristof,堀茂樹 出版社/メーカー: 早川書房 発売日: 2001/05 メディア: 文庫 購入: 100人 クリック: 3,630回 この商品を含…